腕時計に関する井戸端会議 童夢風防愛好会

おれっち自慢のサブマリーナ(Ref.5513)の童夢風防も傷や欠けが目立つようになってきました。

シュウゾウさんのデッドストックシード(Ref.1665)の画像を拝見すると
やはり風防の透明度が段違いで童夢風防の魅力が倍増されているように感じます。
これはおれっちも風防交換するしかない!

と思い立つも 当然日ロレでは段付きのフラット風防しか取り扱ってくれないわけで...。
となれば自分でやるしかないだろう!

という訳で 無謀にも専用工具もないまま風防交換にチャレンジしたのであります。


※※※ 注 意 ※※※

このページを参考に風防交換作業をなさって 

万が一時計に支障が生じた場合でもおれっちには責任が取れませんので

あくまで自己責任で作業いただけますようお願いいたします。

用 意 し た も の
下の画像をクリックすると、詳細を表示します
1、
まずは 回転ベゼルをはずします。

コジ開けを使ってクリクリッとこじってやるとポコッと外れるんですが 
傷がつくといけませんのでラグの部分にセロテープを二枚重ねくらいで貼ってやると大丈夫です。

作業の邪魔になるのでブレスは片側だけでもはずしておきます。

2、
これで本来の役割のベゼル(インナーベゼル)が現れます。
回転ベゼルをはずすと見慣れない顔の時計になりますがこれはこれでいいような。(笑)
さて、いよいよここからがドキドキもんですが 6時位置と12時位置くらいのインナーベゼルとミドルケースの隙間にカッターの刃で切込みを入れるようにすると少しづつ隙間が大きくなってきます。

あとはコジ開けを使って4箇所くらいコジコジすると意外と簡単にインナーベゼルが外れます。
3、
次に風防の取り外しです。

接着剤などは使われていないようですが かなりぴったり固着していましたのでインナーベゼルをはずしたときと同じようにカッターで切込みを入れる要領でこれまた以外に簡単にはずせます。
200m防水にしては構造的にあっけない...。

4、
あとは新しい風防をかぶせインナーベゼルをはめ込めばOKです。

インナーベゼルのはめ込みは風防よりやや大きい径の筒状のものを使います。
手で軽くはめ込んだベゼルの上に筒状のものをセットして掌で押さえつけ一気にグイッと体重をかけるときっちり嵌ります。
今回はヘアスプレーのフタを使用しました。
ここで一応ルーペで隙間の具合を確認しておくといいでしょう。

5、
最後に回転ベゼルをはめ込んで完成です!お疲れ様でした。

さすがに新しい童夢風防は傷一つなく透明度も抜群です。

ε- ( ̄、 ̄A) フゥ

今回、ベゼルのはめ込みには、ヘアスプレーのキャップを使いましたが、いい道具を作りました。

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